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概要

TASCO GENERAL CATALOG 2016

16巻末資料風16速計測について■計測技術資料風速計について風速計測とはベーン式物理量:風速タスコジャパンが取扱っている風速計測器は大別すると、熱線式、ベーン式、ダンベル型の3種類になります。風速の測定範囲0?100m/sは、次の3段階に大別されます。低風速0?5m/s中風速5?40m/s高風速40?100m/s風車の回転数から風速を求める測定器です。(ベーンとは英語で風車やプロペラの翼及び羽の意味。)風速検出部の構造は図1に示す通りです。ピックアップコイルに電圧が加わっている状態で、気体が通過することによりプロペラが回転すると、コイルに発生している電磁界中をベーンと空気が交互に通過することにより、図2のような電気信号が発生します。この周波数を測定し演算を行うことにより、風速を測定します。計測範囲は0.2?60m/sと広いが一般的には中風速(5?40m/s)に向いています。また口径の大きいものは低風速に、小さいものは広範囲の測定に使用します。図1.風速検出部プロペラ(軸)16風の流れ軸受けプロペラ(羽根)構造ピックアップコイル図2.風速検出部の出力信号羽根の位置プロペラピックアップコイル電気信号熱線式熱線式センサ(熱線部)は常に加熱され温度は一定に保たれています。ここに気体があたることにより、センサの温度に変化が生じます。この時、センサには温度を一定に保とうとする力が働く為、電流に変化が生じます。この電流の変化を演算し風速として計測いたします。またこのセンサは低風速(0?5m/s )測定に向いています。熱線式風速計センサー部熱線センサー風の流れ485GENERAL CATALOG 2016もっと詳しい商品情報・動画はWebサイトで!